私たちの生活を一変させてしまった新型コロナウイルス。
「新しい生活様式」の広がりと共に、私たちのコミュニケーションの形も大きく変化しました。
ビジネスでもオンラインコミュニケーションが当たり前の時代へ
オンラインでのコミュニケーションツールと言えば、
LINE、インスタグラムやツイッターといったSNSを想像するのではないでしょうか。
しかしながら、いまやコロナ渦によってSNSの波は、私たちのビジネスでのコミュニケーションにまで到来。
少し前まで限られた人しか使っていなかった
- Zoom
- Teams
- Google Meet
などの「WEB会議システム」と呼ばれるオンラインコミュニケーションツールが、爆発的に普及しました。
ビジネスにおいては「対面」が主流だったコミュニケーションですが、
いまや「どこにいても・だれとでも」簡単にコミュニケーションを取ることが可能になったのです。
便利なツールによって在宅勤務などの新しい働き方が享受できるようになった一方で、
いわば強制的に到来したこのオンライン上でのビジネスコミュニケーションにおいて
「なかなか思うような商談ができない」
「オンラインで良い印象を残したい」
という声も多く聞こえるようになりました。
そこで、弊社内でもコロナ渦の到来の動きに合わせ「いま習得べきオンラインコミュニケーション術」と題して、
オンラインでのコミュニケーションを、より良いものにするコミュニケーション術を学んでいます。
この記事では、その一部を共有いたしますので参考にして頂ければと思います。
withコロナでも印象に残る!オンラインコミュニケーション術
口角を上げる、相づちを打つ
相手の話を真剣に聞こうとすればするほど、顔がこわばってしまって仏頂面になってしまう人が多いです。
せっかくの真剣さが、仇となってしまったら、もったいないですよね。
意識して口角を上げ、話を聞くようにしましょう。
またオンライン会議では、相手の反応は掴みにくくなってしまいがちです。
特に相手の話を聞く際は「話はちゃんと伝わっている」ということを相手がスムーズにわかるよう、
相づちを意識して行いましょう。
質問への返答は整合性を確認しながら
オンラインで会議などをしていると、相手の質問に対しての回答する場面で
質問をズレた形で認識してしまい、ズレたまま話を続行してしまうことが、多々見受けられます。
オフラインであれば、方向性を正しく戻すために「ちょっとした声掛け」がしやすいですが、
オンラインですと、なかなか声をかけづらいケースが多く、
居心地の悪い時間を過ごしてしまうことがあるのではないでしょうか。
有意義なミーティングを行うためにも、相手の質問に対して「自分の回答の方向があっているのか」を、
話の途中で確認するようにするとよいでしょう。
質問の理解に対して不安なときは、無理な回答はせずに
「その質問は○○ということですか?」
と尋ねたり、
「~、ここまでの私の回答は、方向として合っていますでしょうか?」
など、時折、話の方向性の整合性を確かめましょう。
適宜、会議が間違った方向へ進んでいないかチェックすることが、スムーズなオンライン会議につながります。
リラックス、話すときは喜怒哀楽を忘れずに
初対面のコミュニケーションがオンラインということもあるでしょう。
そんなときは緊張してしまいがちですが、深呼吸してリラックスしましょう。
楽しい話題であれば笑顔になるのが自然。
「会話の内容のTPOに合わせた表情作り」が大切です。
終始固い表情の人より、表情が豊かでコロコロと変化する人のほうが圧倒的に印象に残りやすいですよね。
上半身も写して、ジェスチャーを心掛ける
オンライン会議において、顔だけ移っている人がまれにいらっしゃいます。
表情も大切ですが、ジェスチャーを付け加えることによって、より幅の広い表現が可能になります。
とくに欧米の方々はこの動きがとても上手ですよね。
TEDの話者など、上手にジャスチャーを使いこなしている人を参考にしながら、練習してみましょう。
まとめ
- 口角を上げる、相づちを打つ
- 質問への返答は整合性を確認しながら
- リラックス、話すときは喜怒哀楽を忘れずに
- 上半身も写して、ジェスチャーを心掛ける
コロナが終息した後も会議や商談をオンラインで行う場面が増えていくことでしょう。
オンライン上でもコミュニケーションでもコツをつかみ、
スムーズな意思疎通によって生まれる、気持ちの良いオンラインコミュニケーションを実現していきましょう。